PPH(特許審査ハイウェイ)の手続きが簡略化へ

2014年1月より、現在のPPH(特許審査ハイウェイ※)の手続きが簡略化される見通しです。これは、「グローバルPPH」というもので、日本を含む13カ国が参加する予定です。

現在のPPHでは、日本と相手国との2国間で、それぞれ協定を結ばなくてはなりませんでした。また、国によって利用できるPPH制度が違い、(米国ではPCT-PPHが可能ですが、イギリスでは、PCT-PPHは不可能)利用者の混乱を招く原因となっています。
「グローバルPPH」加盟国であれば、どこの国に対しても、同じPPH制度を利用することができます。
また、加盟国はPPH手続きに必要な書類を統一化する予定で、複数国に出願するときに、PPH手続きが容易になります。


PPH(特許審査ハイウェイ)外国に特許出願するときに、審査にかかる期間を短縮するための制度。必要書類を揃えて相手国に申請する。

グローバルPPHに参加国
日本、アメリカ、韓国、イギリス、デンマーク、フィンランド、ロシア、カナダ、スペイン、北欧特許庁(NPI)、ノルウェー、ポルトガル、オーストラリア
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