【韓国】特許法改正 2015年1月施行予定

2015年1月より、韓国特許法が改正されます。

主な改正点

・クレームなしでも出願が可能
クレームがなくても出願が可能になるため、とりあえず出願日を確保し、優先日から14カ月以内にクレームを補完することが出来るようになります。

・英語での出願が可能
これまで、韓国出願では、韓国語でしか出願できませんでしたが、今後は、英語でも出願できるようになります。パリルートでは、優先日から14カ月以内、PCT国内移行では、優先日から32カ月以内に、韓国語訳を補完する必要があります。

・PCT国内移行 韓国語補完期間が1か月延長
これまで、PCT国内移行の場合、韓国語訳の補完期間は、優先日から31カ月でしたが、改正後は32カ月に延長されます。

・原文からの誤訳訂正が可能
これまでは、韓国出願は、基礎外国語出願ではなく、あくまで韓国語訳によるものとされてきました。(翻訳文主義)このため、日本とは異なり、PCT出願で、翻訳文を、国際出願の内容に基づいて誤訳を訂正することはできませんでした。
今後は、PCT国内移行で、国際出願と翻訳文を比較したときに、明らかな誤訳による誤記があった場合、これを補正できるようになります。

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